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旧滝山病院を2024年630調査で見る

東京地業研 山本則昭

 

2024年の630調査の開示を行いました。1年前の情報という歯がゆさはありながらも、630調査から見えた滝山病院(当時改名前)を報告したいと思います。なお、20249月から経営体制が代わったので、この時は朝倉院長体制の終盤の頃になります。

 入院者数と医師、看護師の体制の2022年~2024年の変化を表にまとめました。

 

2022年(虐待発覚前)

2023年

2024年

入院者数

152人

87人

42人

医師

常勤3人

非常勤8人

常勤3人

非常勤6人

常勤1人

非常勤3人

有資格看護師

常勤12人

非常勤164人

常勤12人

非常勤104人

常勤8人

非常勤37人

医師も看護師も減っています。入院者数もどんどん減っていますが、それでもいずれも充足度は低いままです。病床数は255のままなので、稼働率16%という驚くべき状況です。

入院期間別でみると、1年未満が5人です。虐待事件があったばかりの病院に進んで入院する人がいるとは思えませんから、何らかの導入力があっての入院と思われます。そして、全員が任意入院です。1年以上5年未満が21人、5年以上10年未満が7人、10年以上20年未満が7人、20年以上が2人となっています。年齢別では4064歳が23人、6574歳が7人、75歳以上が12人となっています。なお、任意入院率の高さは相変わらずで、32人(76%)が任意入院となっています。

病名別では、多い順に統合失調症27人、器質性精神障害12人、精神作用物質による精神障害、感情障害、精神遅滞が各1人です。

 隔離、拘束数は0となっています・・・

<全文は、おりふれ通444号(2025年7月号)でお読み下さい。ご購読(年間3,000円です)のお申し込みは、本ブログ右下のメール送信で。または FAX042-524-7566 立川市錦町1-5-1-201 おりふれの会へ>

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