当事者の皆さんと一緒に『学会へ行こう』プロジェクトを続けて
ジャーナリスト 月崎時央
私は精神保健福祉について‘90年代から取材をしているジャーナリストで、病地学会には以前から時々参加してきた。
2016年頃にメンタルサバイバーチャンネル(代表・不破令 以下MSCと表記)という“向精神薬の問題について情報を発信する当事者メディア“を作り、現在もその世話人をしている。
MSC は2017年の松本大会を機に当事者とともに『学会へ行こう』というプロジェクトをスタートし、2018年の東京大会、2022年の京都大会(オンライン開催)でも交流企画『お薬・当事者研究』として多剤処方や誤診の問題を何度かとりあげてきた。
私が『学会へ行こう』プロジェクトを始めたのは、ジャーナリストとしてさまざまな学会に参加してみて、その場がいかに専門家の解釈や言葉で埋め尽くされ、当事者不在で進行しているかを目の当たりにしたためだ。
そういった精神保健福祉の状況の中で、病地学会は、小さいけれど、当事者や家族に門戸を開いている魅力的な学会だという印象を持っており、当事者の皆さんと一緒に学会に参加する機会を大切にしている。
このため、4年ぶりの対面開催が叶った今回は『向精神薬と眼瞼痙攣についての考察』という演題発表と交流企画『お薬ダイアローグカフェ出張版!薬とリカバリーについて話そうよ』という2つを企画した。
実は、演題発表を行った20歳代の若手当事者飯田明楽さんは、昨年京都大会でM S Cが企画した交流企画『お薬・当事者研究』にオンラインで参加してくれたことが縁で、以来一緒に勉強会などを行うようになり活動をともにしている・・・
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