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上井草ハート文化祭参加記

すぎなみ151 丹菊敏貴

 

~プロローグ~

 杉並区で地道に地域活動支援センターを創ろうと取り組んでいる精神障害当事者を中心としたグループがある。「新しい地域活動支援センターを創る会」だ。団体名が長いという意見が会員からあり「上井草希望の会」という略称でも活動している。西武新宿線沿線付近の杉並区の北側には精神障害者の共同作業所がない空白地帯となっている。上井草地域もその一部だ。

 このグループは2014年11月26日から活動している。早7年が経過したが念願の地域活動支援センターの開設には至っていない。それでもなお地道に活動を続けているのだ。私ならとっくに挫折していたことだろう。

 この地道な活動を牽引しているのが西澤光治さんだ。彼は1988年4月に杉並区で2つめの精神障害者の共同作業所として開所した「すぎなみ151」(現在は地域活動支援センター)の設立にも関わった人だ。

 このグループが2021年11月6日(土)に「2021上井草ハート文化祭」を杉並区立井草地域区民センター第6・7集会室で開催するというので私も参加した。今回は「おりふれ通信」さんのご好意でその様子について寄稿することとなった。

      ~開会前~

 おだやかな秋晴れ。しずかな住宅地の緑に溶け込むように建っている杉並区立井草地域区民センター。今日はここで「新しい地域活動支援センターを創る会」による「2021上井草ハート文化祭」~精神障害者と社会の協調を求めて~が開催される。昨年第1回目が開催され今回は2回目の開催となる。

 どのようなイベントにしても、主催者も来場者も参加者が多い程成功感得られるが、反面そうした派手さに嘘臭さも感じてしまうのは私が相当ひねくれているからだろうか。今日開催される「2021上井草ハート文化祭」に興味をもって参加する人がどれくらいいるのだろうか。障害者自立支援法施行以来障害福祉サービス等により様々な事業が実施されているこの時代に、尚愚直に杉並区という地域において不足の存在に目を向ける者に共感をもって集う人がどれほどいるだろうか。職業として障害者福祉を担っている事業所の職員は、自分が所属する事業所の仕事以外の、例えばこの地域活動支援センターを創ろうという活動に、本心で力を添えようとする人がどれほどいるだろうか。などと今日の秋晴れを覆い隠してしまうほどの陰鬱なモノローグで頭の中があふれてしまった・・・

<以下、全文は、おりふれ通信407号(2021年12月2022年1月合併号)でお読み下さい。ご購読(年間2,000円です)のお申し込みは、本ブログ右下のメール送信で。または FAX042-524-7566 立川市錦町1-5-1-201 おりふれの会へ>

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