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伊藤時男さんと横浜に行ってきた話

当事者 小峰 盛光

 

皆さまは伊藤時男さんをご存知でしょうか?知らない人もいると思うので、伊東時雄さんがどんな人か、私なりにまとめてみました。

伊藤時男さん

 16才の時に都内の精神科病院に入院。父親が家の近くの病院に移したいと、福島県内の病院に転院。それから一度も退院しないで40年近く閉じ込められていた。退院のきっかけになったのは、原子力発電所が事故を起こし4キロメートル先の、伊藤時男さんが入院していた病院も避難区域に指定されたことだった。NHKハートネットTVに出演され、今までの経緯が紹介された。趣味は絵。好きな食べ物は寿司マグロ。現在精神医療国家賠償請求訴訟原告として裁判をたたかっている。群馬県内のアパートで一人暮らしをしている。

今回伊藤時男さんと横浜山下町人形の家に行くことになったのは、作家織田淳太郎さんから時男さんが絵の展示のことを気にしているので横浜案内をしてくれないかと言われたのがきっかけでした。117()、時男さんの待ち合わせは浅草。浅草までは来れるが横浜までの生き方はまだ不安があるようでした。時男さんが浅草に着いて、挨拶をし、元気なので安心しました。浅草線に乗って、途中から京急線のコースで横浜へ行くと楽だと決めました。電車の中で時男さんは絵の話をされていました。中学生の時は美術部で部長を務めていた。入院していたときも絵があったから希望が持てた。俺のいた病院ではなかなか退院できる人はいなかった。東大入るより退院は難しい。退院できないから自殺した人もいた。どこに行くにも許可が必要だった・・・

<以下、全文は、おりふれ通信407号(2021年12月2022年1月合併号)でお読み下さい。ご購読(年間2,000円です)のお申し込みは、本ブログ右下のメール送信で。または FAX042-524-7566 立川市錦町1-5-1-201 おりふれの会へ>

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