« 自粛生活 | トップページ | 630調査埼玉県情報公開審査の経験からその3     公文書部分開示決定に対する審査請求を担当して »

多摩格差0@精神医療の検証

東京地業研 木村朋子

  東京都知事選は小池氏の圧勝で終わったが、選挙期間中新聞社の人から、小池氏の公約「7つのゼロ」のひとつ多摩格差0について、精神医療の面ではどうかと問われることがあった。23区と多摩地区の病院の比較は、2016年病・地学会多摩大会時の病院訪問調査時、長谷川利夫さんが中心となって刊行した『東京多摩地区精神科病院事情2016』の「2.データで見る東京都および多摩地区の精神医療情報2013H25年)」でも行ったが、今回2016630調査(現在入手している個別病院情報としては最も新しいもの)を見てみた。

単科、総合併せて、多摩地区には66病院、23区には49の精神科病床を持つ病院がある。

精神科病床数は多摩15,193床、236,947床と、多摩が2倍強。これを人口万対病床数で見ると、多摩36床、237床と、多摩地区が23区の5倍強である。平均在院日数では、多摩252日、23116日と多摩地区が2倍以上の長期入院になっている。

マンパワーは、常勤医師が多摩地区470人に対して、23541人。なんと2倍以上の病床をもつ多摩地区の方が医師数が少ないのである。対して非常勤医師は多摩532人、23451人。23区には多くの大学病院もあり、研修医を含め医師数が多いのは当たり前のように思ってきたが、今回やはりこれは格差だと考えなおした。常勤医師1人当たり患者数にすると、多摩29人、2311人である。看護師は、有資格者が、多摩4,432人、232,772人、看護助手が、多摩1,816人、23497人で、合わせると多摩6,248人、233,269人となるが、看護者1人当たり患者数は、多摩2.2人、231.8人とかなり差がある・・・

<以下、全文は、おりふれ通信393号(2020年7月号)でお読み下さい。ご購読(年間2,000円です)のお申し込みは、本ブログ右下のメール送信で。または FAX042-524-7566 立川市錦町1-5-1-201 おりふれの会へ>

|

« 自粛生活 | トップページ | 630調査埼玉県情報公開審査の経験からその3     公文書部分開示決定に対する審査請求を担当して »