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感染の拡大を経験した後の「当事者会」

飯野雄治 リカバリーの学校調布校、減薬サポート情報会議、ピアスタッフネットワーク

私は、公務員として生計を立てる傍ら、リカバリーの学校や減薬サポート情報会議、ピアガーデンなどのイベントを通じて語り合うことで、参加者が人生を取り戻していく機会を楽しんできました。そんな中、この感染拡大の防止のためイベントを休止しています。ここでは、語り合うことの今後を少し考えてみます。

  1. 感染の拡大の経験

私は、台風や地震で混乱した際でも「自己判断のもと、来ることができる人だけで語り合う」と考え、中止しませんでした。しかし、今回は持病のある仲間が買い物さえ怖くてできない様子を想像すると、社会全体で感染の拡大防止に協力し合うべく率先して中止しました。

この騒動で失ったものは多く、特に亡くなった方のことを考えると気分が落ち込んで、やる気が引っ込み、胸のあたりが苦しくなります。それは病気だと考えずに、むしろ正常な反応だと理解します。芸能人とはいえ知っている人が急に亡くなったのに、今まで通りでいる人こそが病気でしょう。自分にも襲い掛かるかもしれないのですから、不安にならない方がおかしいと言えそうです。

得られたものもいくつかあるでしょう。風邪気味だったら無理して出勤せず、他人に移さないよう休むことが同僚への責任だと理解されてきました。働き方が変わりワークシェアリングが進むと、精神疾患がある方が働きやすくなる可能性もあります。オンライン会議が果たす役割も高まるでしょう。

  1. オンライン会議のハードル

オンライン会議の普及は、当事者会にも活用できるので、私も興味がありますが、臆病な私はうまく活用できません。

1つはいわゆるアプリ(ソフト)の安全性の問題です。アプリを使用するとアカウントの利用傾向が統計処理されたり、ログイン情報が盗まれたりする等の不安がまだ払拭し切れていません。ただし、これらはみるみるうちに改善するでしょう・・・

<以下、全文は、おりふれ通信392号(2020年6月号)でお読み下さい。ご購読(年間2,000円です)のお申し込みは、本ブログ右下のメール送信で。または FAX042-524-7566 立川市錦町1-5-1-201 おりふれの会へ>

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「バリバラ桜を見る会」と2人の訃報

コメディアン、詩人 TASKE 

去る329日、ちょうど志村けんさんが新型コロナウイルスで他界してしまった日、僕はNHK大阪にてEテレ「バリバラ」の「バリバラ桜を見る会」第一部、第二部と二本立て収録だった。自分も「桜を見る会」に因んで、衣装などのコーディネートを考えた。勿論、この時点では志村さんが亡くなった事すら知らなかった。

実は3月中旬にもかつて自分が全国でライブツアーをしてた20代の頃、京都の当時、北大路堀川にあったカフェギャラリー汚点紫(しみむらさき)で開催した人生初の個展「俺の小京都・夏物語」などでよくお世話になってた店主であり友人の柏井銀路君を心臓病の悪化により亡くし、ちょうど収録前日、昨夏に円町へリニューアルオープンしたばかりの汚点紫にて「お別れ会」が行われる事になったので遺影の中の彼に祈りを捧げ、追悼ライブをやった後、名残惜しい気持ちを堪えながら心機一転、そのままNHK大阪へ直行し打ち合わせ&リハーサル。翌日、スタジオで収録。

前夜にスタジオ内を少し見せて頂いた時は、まだ桜の木とかも未完成でまだバリバラ国滑稽中継の議事堂風なセット位しか出来てなかったのにしっかり芝生とかまで出来上がってて、半日も経たずに此処までやり遂げるなんて舞台をはじめとする番組スタッフさん達には本当に頭の下がる思いだ。スタジオ収録は僕を含め出演者多数な上、新型コロナ対策として一席毎に一定の間隔を保つ所謂ソーシャルディスタンスを取りながらだったので、自分みたいに視力も悪く、高次脳機能障害の孕んだ聞き取り能力の低下による形の難聴当事者には厳しかったけど、第一部、第二部共見事にやり切った。この回では政治問題から国籍や女性差別問題などについても触れてたせいか、忖度がどうのこうのとかで第一部再放送が直前差し替えになったり、其処だけが注目され全国の新聞に取り上げられ騒がれたりもしたけど、僕的な見解ではそもそも「バリバラ桜を見る会」ではあらゆる「社会の障害」へスポットを当ててたのではないかと思う。なので、ぶっちゃけ左翼だとか右翼だとか堅苦しい事は然程意識してなかったし、寧ろ騒ぎ過ぎ() ・・・

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『居るのはつらいよ』を読んで

にしの木クリニックPSW 木村朋子

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 精神科デイケアの存在や魅力を、業界内のみでなく世の多くの人に伝えてくれる本の出現にうれしくなり、他の人にも勧めたくなった。

 私は約40年の精神科ワーカー歴の半分くらいを、松沢病院、多摩総合精神保健福祉センター、にしの木クリニックのデイケアで過ごしてきた。始めた頃(1980年代半ば)には、病院内の職員や患者さんに「遊んで給料もらえていいね」と言われ(今でも言われてるかも?)、病棟・入院治療に対するアンチとしてのデイケア、つまり「みんなで話し合って決める、メンバーのペースでことを進める」というあり方をつくり、院内で認めさせるのだと肩ひじ張っていた。

 多摩センター時代は、都立の恵まれた人員・設備を持つデイケアとして、先進的なことをしろと言われるのがつらかった。デイケアは来て、そこにいる、そこで起こることを共有するというものだと思っていたので、先進的と言われましても・・・と思っていた。

 1998年ににしの木クリニックのデイケアを始め、無理なく通える範囲に住む人々の居場所っていいなとしみじみ思え、役所時代のように「ボウリング場に行ってお金をかけてボウリングをするのでなく、デイケア室でペットボトルでも並べてボールを転がすのではなぜいけないのか、治療的必要性、費用対効果を明らかにせよ」という事務方に対する文書作りに時間と労力を費やすこともなく、ほんとうにデイケアを楽しめた・・・

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