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制度に関係なく必要なことをやろう

就労継続支援B型アイル 細江昌憲                   

 精神病院の医師やケースワーカーと退院について話をすると、まずはグループホームへの入居を前提とする風潮がある。しかし、グループホームはどこも空き待ちの状況ですぐには入居できない。それでは、直接アパートで一人暮らしはどうかと提案すると、それは無理、と返される。グループホームを本人が望んでいない人もいるだろう。本人の力を低く見積もり、退院を難しいものにしているのは、医療や福祉ではないかと思うことがしばしばある。

そんな状況にイライラしながら、昨年12月、国、東京都の精神病院退院促進事業に関する勉強会に参加した。

遅々として進まない精神病院の長期入院を解消するため、2006年度から精神障害者退院促進支援事業が開始された。それまでは、いわば手弁当で有志がやっていた退院支援が制度化されたことで、公的に病院の中に入っていくことができるようになり、また、報酬化されたので組織的に展開できるようになった。このおかげで、一定の成果を上げているという・・・

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