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第62回日本病院・地域精神医学会総会に参加して -初めての沖縄で考えたこと-

藤本 豊

 

「第62回日本病院・地域精神医学会総会」に参加するために、初めて沖縄に行った。今回の総会は「監置小屋が問う精神保健のいまと明日」「合言葉は『ライフサポート』~愛楽園から『看取り』を考える~」「沖縄の今から発信するミライ inputからoutput」「沖縄の精神医療の歴史から日本の精神医療の未来を見つめる」など沖縄の特色が満載だった。総会に参加して、戦後のアメリカ統治下での「本土」と違った流れがあったとこと再認識した。

大会テーマの「安心して病むことのできる社会―多様性をあるがままにともに歩いていくチャンプルーの島沖縄で―」を受けた大会企画シンポジウム「安心して病むことのできる社会は構築されたか」に参加した。その中で当事者シンポジストから、初めての入院体験を踏まえて「安心できる」社会になったとの報告があった。それを聞いた座長を含めたフロアーは「安心できるようになったんだなぁ」と納得している雰囲気に包まれていた。シンポジストにとっては良い入院だったと思う。しかし、一人の成功体験から「社会が変わった」と言えるか疑問であったが、座長からも全体状況を見渡しての発言はなかったのが残念だったし、「社会が変わった」と感じていたフロアーの雰囲気が気になった・・・

 

以下、全文は、おりふれ通信386号(2019年10・11月合併号)でお読み下さい。ご購読(年間2,000円です)のお申し込みは、本ブログ右下のメール送信で。または FAX042-524-7566 立川市錦町1-5-1-201 おりふれの会へ

 

 

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