« 2019年8月 | トップページ | 2019年10月 »

連載・精神科のお薬の適正使用と回復について いっしょに研究しよう! 第5回 精神保健福祉全体の課題の中で向精神薬について考える(最終回)

ジャーナリスト&ファシリテータ 月崎時央

これまでこの連載では向精神薬の適正使用について、治療経過のふりかえり、薬を調べる方法、減薬の事前準備 減薬方法の実例などを紹介してきました。最終回はこのテーマを、精神保健福祉の現場とこれからという少し広い観点から再度考えてみました。

 ◆多剤大量処方を生み出す精神科の入り口

 精神医療の利用者の中には、持続する混乱状態、あるいは急性症状のために本人の意思に関わらず家族やその周囲の人によって強制的に精神医療の場に連れてこられる方がいます。 

その一方で近年増加しているのは「眠れない」「不安が強い」「体がだるい」といった自覚症状があり、その解決を求めて自ら精神科を受診する方々です。

もちろん私はそのどちらの患者さんに対しても、人権を尊重し、提供する医療については医療者がきちんとした説明を行い、患者さんの同意を得るべきだと考えています。

(この4年間私は、自ら精神科を受診し、長年の多剤処方で病状が混乱した末に断薬を実行した経験者を数多く取材してきました。このため原稿は、ひとまず自分の意思で精神科の門を叩いた方の話を中心に書いていきます)

✨連載をまとめた冊子「ゆっくり減薬のトリセツ」はクラウドファウンディングよりお申し込みをお願いします。

https://camp-fire.jp/projects/view/178024

 

 以下、全文は、おりふれ通信385号(2019年9月号)でお読み下さい。ご購読(年間2,000円です)のお申し込みは、本ブログ右下のメール送信で。または FAX042-524-7566 立川市錦町1-5-1-201 おりふれの会へ

|

オープンダイアローグについて詳しくはならなかったけれど、 貴重な経験を経た人の言葉は胸に浸み透りました

齋藤明子(コミュニティサポート研究所)

7月23日東京大学駒場キャンパスで開催されたオープンダイアローグセミナーに行った。セミナーは2部に分かれており、第1部は「オープンダイアローグの研究状況と今後」で使用言語は英語。ところが私は直前になって会場が変更されたことに気づかず、変更前の会場に行って「誰も来ないなぁ」と嘆いていたりしたため、遅刻してしまった。近眼で耳も聞こえにくくなっている私だが、さすがに講演が始まっているのに前に割り込む勇気は持ち合わせず、良く見えないパワーポイントの画面や、ちょっと音が籠もり気味のマイクに悪戦苦闘し、初心者ゆえ7つの原則もはっきりとはわからないままに第1部は終わってしまった。しかし第2部「経験専門家の役割」になって、私の耳は大草原の草食動物のようにピンと立った。

草食動物の場合はライオンや虎や豹の接近を聞き逃したら命に係わるからだが、私の場合、1980年代、90年代、そして2000年代を通して身体、知的、精神障害者の当事者活動を支援し続けて来た者として、「差別や偏見、受身な立場に置かれた人間が、同じ経験を通り抜けて来た“仲間”の存在によって、どの位安心し、勇気を持つことができ、大切な情報を得、そして自分の言葉が正しくみんなに伝わるように助けてくれる」と思えるのか知りたかったからだ。

 

珠玉の経験専門家語録。「私は自分の人生の専門家!」「今の自分を愛してる」「小・中学生に『人生にはこういうこともある』と話したい」

  経験専門家のTiiaさんはまず「私は自分の人生の専門家です」と言った。そして自分の人生について静かに語り出した。19歳で薬物依存になり外側はずっと笑っていても内側は空っぽ。アルコール依存にもなり、「自分にウソをつきたくないと思って」5週間入院した。自分の人生をやっとつかまえたと思った。放したくないと思って家に帰ったが、洗濯機の中にいる気持ちだった。息子がいたが自分で育てると自分のつらい子供時代が思い出されてしまうので、保育者が派遣された。セラピーを受け、人を信用できなかった自分がセラピストを信用できるようになり、セラピーが終了した。セラピストがお守りを作ってくれた。5年前に「経験専門家になりませんか?自信の素になりますよ」」と言われた。「自分が経験したことが専門分野になる!経験を力にすることができる!自分が経験したことを相手に伝えたい」と思ったという。自分の経験を類似の経験すらない人にも、これだけビビッドにわかりやすく伝えられるとは、「まさに専門家だ」と私は思った・・・

 以下、全文は、おりふれ通信385号(2019年9月号)でお読み下さい。ご購読(年間2,000円です)のお申し込みは、本ブログ右下のメール送信で。または FAX042-524-7566 立川市錦町1-5-1-201 おりふれの会へ

 

 

|

大澤智子(さとこ)さんからのお便り

おりふれの会御中

 猛暑の中、8月号をお送り下さってありがとうございます。振込用紙通信欄の続きを書くとお伝えしながら遅くなってすみません。

 通信欄に書いたように私は6年前にリウマチを発症しました。リウマチは免疫が自分の身体を攻撃する病気といわれ、治療薬はその免疫の働きを抑える作用があります。そのため薬を服用していると感染症その他の病気にかかりやすくなるようです。そのことを知って、私は薬物を使わない治療法も探していましたが、身体の動かしにくさと痛みには我慢できず、職場からの強い勧めもあって、一般的な薬物療法を行うクリニックに受診しました。

 それでも薬物以外の治療法に関心をもっていたので、いろいろな書物を読んだり、整体に通い続けています。中でも大変参考になったのは、渡辺千春さんの「リウマチ感謝」シリーズです。「病気は本当の健康を手に入れるチャンス」というサブタイトルは今の私の実感です。食物、睡眠、身体の動かし方、心の持ちようなど、今までの生活を見直すきっかけになりました。

 月崎さんも書いていらっしゃいましたが、私も甘い物、特に白砂糖の摂取は控えるようにしています。またゆっくりとお風呂につかる、なるべく体幹から動くようにする、そして無理はせず、物事の良い面を(も)見るようにするなど、完全にはできませんが意識しています・・・

 

 以下、全文は、おりふれ通信385号(2019年9月号)でお読み下さい。ご購読(年間2,000円です)のお申し込みは、本ブログ右下のメール送信で。または FAX042-524-7566 立川市錦町1-5-1-201 おりふれの会へ

|

« 2019年8月 | トップページ | 2019年10月 »