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国連恣意的拘禁作業部会メンバーホンさんの来日公演のご案内

精神医療国連個人通報センター 山本眞理

 

国連の人権理事会の特別報告者の一つである国連恣意的拘禁作業部会のメンバーであるホンさんを韓国からお招きして以下講演会を開きます。

 昨年は作業部会から日本政府に対しては3つの意見が出ています。精神の分野では東京の措置入院に対して恣意的であるという意見が2つ、さらに辺野古の反基地闘争のリーダー山城博治さんの逮捕に対しても恣意的であるという意見が出ています。

昨年11月のセッションで採択された2つ目の東京の措置入院は、ホテルで体調不良のため粗相したという方が、そのことをホテルに告げたあと外出から帰ってみるとなんと警官が待ち受けており、そのまま連行措置となったという例です。直ちに釈放と賠償が求められています。詳しくは精神医療国連個人通報センターのサイトに全文邦訳が掲載されています。意見では、あたかもホテルが厄介な宿泊客を排除するために警察の協力を得て措置入院制度を使ったようであり、作業部会はこの当局の対応に当惑している、とまで言われています。この方は後見人の同意で医療保護入院中であり、未だ釈放されていません。

3つの意見にあるように刑法刑事訴訟法での逮捕と、措置入院は同様の拘禁とされています。拘禁とは自分の意志ではなく入れられ自由に出られないところを指すのであり、その根拠法の用語、あるいは拘禁の目的が医療であろうが、福祉であろうが、教育であろうが拘禁です。したがって刑事施設や入管施設、あるいは精神病院だけではなくて、高齢者施設、障害者施設、特別支援学校ほか学校の寮なども拘禁に当たります。拘禁が合法か恣意的でないかという切り口から一つ一つの強制入院を審査していくことがこの作業部会への個人通報の意義です

 この拘禁がなされた場合は人身保護請求がなされる権利があるべきですが、日本では法律に則っている限り人身保護請求が動くことはありません。しかし例えばアメリカでは刑事施設や精神病院から人身保護請求で釈放という例もあるとのことです。

 講演会ではこの人身保護請求に関する作業部会の原則ガイドラインを中心にホンさんに講演いただきじっくり質疑応答の時間を取りたいと思います。あらかじめ精神障害者権利主張センター・絆のサイトにある、作業部会の原則ガイドライン(精神障害者権利主張センター・絆→国連恣意的拘禁作業部会→「国連自由を剥奪された誰もが法廷の手続きに持ち込むための権利についての救済と手続きに関する基本原則とガイドライン」)をお読みの上ご参加いただきたいと存じます。

プリントアウトできない方には郵送いたします。 ぜひ多くの方のご参加を!

日時 2019年6月2日(日)午後1時より午後4時半まで

場所 大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター

東京都港区麻布台1-11-5東京麻布台セミナーハウス 地下鉄神谷町駅1番出口 徒歩5分

http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html

 

参加費2000円 障害者1000円 通訳付き(資金0の企画です。できれば通訳費用+カンパを) 

要申込 申し込み先メール nrk38816@nifty.com または mariyamaoto@gmail.com

  

主催  精神医療国連個人通報センター 電話 080-1036-3685

    https://peraichi.com/landing_pages/view/kozintuhoucenter

 

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