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初版から45年 髪の花を読んで

福祉施設職員 細江 昌憲


 万物は流転する、諸行無常というように世の中は刻々変化している。それ故、それまでの価値観が一変することも珍しくない。失礼を承知で言わせていただければ、一昔前、新宿2丁目と言えば、いかがわしい場所として知られていた。性同一性障害は、その言葉すら使われることはほとんどなかった。だが、メディアがその実情を取り上げ、当事者も表に出ることで、その見方はかなり変わり理解も進んだ。

 以下、少々長くなるが、「髪の花」(小林美代子著)を引用。
「チリ紙一枚と私を売りに出したら、皆は役に立つチリ紙を買うでしょう。チリ紙の白々しさに、役立たずの私を高所から、諦めきって冷たく見捨てている社会の目を感じます」(精神病院内でチリ紙に話しかけている女性を見て)。
「私達はテレビで精神異常者、父母を殺傷等のニュースを見ると、私達一人一人が、父母を殺傷する可能性のあることを考える。一人の異常者の為に、私達全国の精神病患者が裁かれる。病院では九割の患者は、殆ど正常と変わりなく、人を殺害する者等一人もいないのだが・・・。患者以外の人間が千人に一人罪を犯しても、九百九十九人は罪に問われないが、私達全員は直ちに裁かれる。病院の檻を厳重にしろ。ニュースの伝わった翌日には病院の近所から、精神病患者は散歩に出してくれるなと、病院に抗議が来る・・・・

 以下、全文は、おりふれ通信360号(2017年7月号)でお読み下さい。ご購読(年間2,000円です)のお申し込みは、本ブログ右下のメール送信で。または FAX042-524-7566、立川市錦町1-5-1-201 おりふれの会へ

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