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埼玉県精神医療人権センターの立ち上げ準備を始めました

星丘匡史

 2017年4月23日(日)に、さいたま市市民活動サポートセンターで第1回のミーティングを開きました。東京精神医療人権センターの木村さんにオブザーバーとして参加していただき、弁護士や精神科医も参加され、病院情報冊子「データから見た埼玉県の精神科病院」を作っている「埼玉県の精神医療を考える会」のメンバーや埼玉で何かやろうと集まった「だからこそ委員会・埼玉」の方々を中心に13名の参加で、活発な意見交換が行われ順調な滑り出しと感じました。しかし、第2回のミーティングは7名の参加で、不安と期待が交錯しつつどうなることやらと思いながら準備を進めているところです。東京や大阪や兵庫の人権センターを参考にしつつ、できるだけシンプルに、細々とでも継続できる運動にしていきたいと思っています。病院に外の空気を入れるためにも入院患者さんから相談を受けたらできるだけ早くに面会に行けるようにしたいと考えています。納得できない入院をしている方が一人でも退院できるように力になれればと考えています・・・

 第3回ミーティングは、2017年6月29日(日)13:30~、さいたま市市民活動サポートセンターラウンジ(JR浦和駅東口浦和パルコ9階)です。
 その後も月1回くらいのペースでミーティングを重ねていこうと考えています。よろしくお願いします。


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こんどの精神保健福祉法[改正]案は絶対におかしい!!これは精神障害がある人々への政府からのヘイトクライムです

NPOこらーるたいとう     加藤 真規子
 
 2016(平成28)年4月1日、障害者差別解消法が施行された。しかし法制度は定着をしていなかった。2016年7月26日未明、神奈川県相模原市にある障害者施設「津久井やまゆり園」に、元職員のA被告が侵入し、入所者19名を殺害し、27名を負傷させた「相模原障害者殺傷事件」が起きたのである。

 A被告は、2016年2月、「障害者は社会にとって不要な存在だ」とする手紙を衆議院議長宛に書いていた。「障害者はいなくなればいい」と周囲に話すなど障害者に対する歪んだ考えを持っていた。A被告はその行動や主張から優生思想に基づく差別主義者といえるだろう。けれども私は彼を断罪するだけでは、本当の問題は解決しないと考える。彼のような主張を受けとめる土壌が社会に根強く、広がっているという事実と、そのような社会病理に真正面から取り組もうとしない社会や政治の在り様が本当の課題なのだ。ところがA被告を「精神保健福祉法の措置入院をさせ、12日間で退院させた」ということが最重要な問題として、「相模原障害者殺傷事件」の本質の代わりにすり替えられてしまった。事件2日後、安倍首相は、関係閣僚会議を開いて「措置入院のあり方を検討」するよう指示したのである。厚生労働省内に「検討会」が設置された。

 事件後、A被告と同じカテゴリーに入ると思われている人間、すなわち精神障害者、精神科ユーザーの人々が周囲から危険視されていると感じ、勤務や通所ができなくなったという事例も起きていた。大阪教育大学付属池田小学校児童殺傷事件を巧みに利用して、精神障害がある人々、精神科の治療を必要とする人々を弾圧する心神喪失者等医療観察法を施行した政府への恐怖が、いまだ生々しい記憶・現実としてあった。それ故に、私たちは、「相模原障害者殺傷事件」の本質である「優生思想」「少数者へのヘイトクライム」と様々な人々と連帯して闘ってきた・・・

 以下、全文は、おりふれ通信360号(2017年5・6月号)でお読み下さい。
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