« 旅行シーズン到来!  -少しでも安く行くには- | トップページ | 奈良県・福祉医療実現への足取り-奈良県家族会連合会奥田和男会長の資料から »

アジアの精神障害者の社会運動

伊東香純

 精神障害者の社会運動は、1970年代頃から欧米や日本を中心に活発におこなわれるようになった。国際的な動きとしては、1981年に障害種別をこえた組織である障害者インターナショナル(Disabled People’s International: DPI)が結成し、1991年に精神障害者の国際組織である世界精神医療ユーザー・サバイバーネットワーク(World Network of Users and Survivors of Psychiatry: WNUSP)が結成した。WNUSPのメンバーは、結成当初は欧米出身者が中心だったが、2000年代以降アフリカやアジア出身のメンバーの参加も増え、2005年にはアフリカ精神障害者ネットワーク(PanAfrican Network of People with Psychosocial Disabilities)が結成した。アジアのネットワークは、結成が待たれながらもなかなか実現しなかったが、2014年ついに精神障害者をインクルージョンする地域社会変革へのアジア横断同盟(Transforming Communities for Inclusion - Asia: TCI-Asia)が結成した。

 私は、TCI-Asiaに昨年度の後半から通訳係や翻訳係として関わらせていただいており、5月号で山田さんがご紹介された「共生に向けたアジアにおける精神障害者の実践――TCI-A 2015報告事業」にも参加した。
 TCI-Asiaは、障害者権利条約の第19条「自立した生活及び地域社会への包容」の履行の促進を優先事項としている。そして、そのために既存の精神医療の在り方を批判し、精神医療のオルタナティブの実践を自分たちの手でつくることを目指している。日本では、精神障害を理由とした非自発的入院を許容する精神衛生法が1950年に制定・施行された。これが多くの精神障害者が精神病院に閉じ込められているという現状を作り出している大きな要因の一つである。韓国では、1995年に精神衛生法(Mental Health Act)が制定され1997年から施行されて、現在日本と同様に精神病院への収容政策が進んでいる・・・

 以下、全文は、おりふれ通信352号(2016年7月号)でお読み下さい。
ご購読(年間2,000円です)のお申し込みは、本ブログ右下のメール送信で 
または FAX042-524-7566、立川市錦町1-5-1-201 おりふれの会へ

|

« 旅行シーズン到来!  -少しでも安く行くには- | トップページ | 奈良県・福祉医療実現への足取り-奈良県家族会連合会奥田和男会長の資料から »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/19973/63991810

この記事へのトラックバック一覧です: アジアの精神障害者の社会運動:

« 旅行シーズン到来!  -少しでも安く行くには- | トップページ | 奈良県・福祉医療実現への足取り-奈良県家族会連合会奥田和男会長の資料から »