「ひきこもりへの支援」を取材して
日本社会事業大学大学院博士後期課程 澤田優美子
取材したきっかけ
2014年末から、『精神保健福祉ジャーナルゆうゆう』の編集委員をさせていただいていて、編集会議に出席したり、取材や記事の執筆をしていました。(ゆうゆうは、萌文社発行、ゆうゆう編集委員会編集、「当事者が中心でつくる精神保健福祉の情報誌」です。残念ながら、出版不況のため、2015年9月をもって廃刊となりました。)
2015年9月発行の第70号の特集は、「ひきこもりへの支援―ひきこもりの社会的要因と必要な支援と環境について考える」というものでした。東京シューレ・シューレ大学、NPO法人ニュースタート、月乃光司さん、NPO法人あやめ会地域活動支援センター窓の会、ひきこもりフューチャーセッション庵―IORI―の取り組みを紹介しました。
私は、その中で、シューレ大学、月乃さん、窓の会、庵を取材し、月乃さん、窓の会、庵の記事を書きました。
当初考えていたこと
お恥ずかしいことですが、ひきこもり状態にある方々のことをよく知らず、勝手なイメージを描いていました。その名のとおりひきこもっている、訪問してもなかなか会ってくれない、と考えていました。ひきこもっている人たちの気持ちはわかっていませんでした。
私も、統合失調症による精神科病院への入院の前後約6年間、ほとんど寝たきりで家にいました。でも、自分がひきこもりだとは思っていませんでした。ひきこもっているつもりはありませんでした。行くところもないし、生きているだけで疲れて眠くてどうしようもないので、外出できなかったのです。そして、いつの間にか、6年経っていたのです・・・
以下、全文は、おりふれ通信344号(2015年10・11月合併号)でお読み下さい。
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