マインドフリーダム・インターナショナル大会報告(その1)
松田 博幸
7月24日から27日まで、アメリカ、コネチカット州のリッチフィールドで開かれた、国際的なアドボカシー団体、マインドフリーダム・インターナショナルの第2回「クリエイティブ・リボリューション大会」に参加してきました。
今回のテーマは、「創造的な革命:オルタナティブを開発し拡げる―大きな変革を実現する」(Creative Revolution: Developing and Expanding Alternatives-Making Big Changes)でした。テーマにあるように、伝統的な精神医療に対する批判的な立場から展開されている実践(オルタナティブ)が取り上げられました。
会場は、アメリカ北東部、ニューイングランドの森のなか、静かな環境に建てられたWisdom Houseと呼ばれる宿泊施設でした。参加者が寝食をともにする4日間の大会でした。アメリカからの参加者が多いようでしたが、カナダからの参加者、イギリスからの参加者、台湾からの参加者もありました。日本からの参加者は私だけのようでした。
主なプログラムは以下の通りでした。
◆ロバート・ウィタカーによる基調講演
◆メアリー・エレン・コープランドによる基調講演
◆分科会
・ソテリア・ハウス
・ピア・ラン・レスパイト(当事者運営のクライシス・センター)
・サンライズ・センター・プロジェクト(再評価カウンセリングの手法を使って、精神科の薬を減らすのを助けるプロジェクト)
・オープン・ダイアログ
・ヒアリング・ヴォイシズ・ネットワーク(声が聞こえる人たちのネットワーク)
◆焦点を絞ったミーティング
・ランディング・ゾーン(内容不明)
・V.I.P.(地域のチャリティ団体やNPOでボランティアとして活動をすれば、活動時間に応じて、心理療法が無料あるいは低額で受けられる仕組みを運営しているNPO)
・eCPR(クライシスにある人と人間的なつながりをもつ方法を学ぶトレーニング)
◆資金提供者によるパネルトーク(民間の活動に助成をおこなっている団体の関係者たちによるパネルトークと質疑応答)
◆各分科会からの報告
これら以外に、ヨガ、ハイキング、映画会といった企画もありました・・・
以下、全文は、おりふれ通信331号(2014年9月号)でお読み下さい。
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