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精神病院統計2012年から 統合失調症について

東京都地域精神医療業務研究会 飯田 文子

精神科領域の問題は、今や統合失調症ではなく、発達障害や鬱病の時代と言われることがあります。しかし、精神科病院問題に関する限りは、相も変わらず統合失調症と診断された人たちの問題が大きいと考えます。そこで、2012年6月の精神病院統計から、東京の単科精神科病院入院中の統合失調症とされた人の状況を見てみました。

  6月末入院者18,015人中統合失調症の人は12,113人で67.2%です。この割合は、私たちが統計を見始めてから多少の変動(65%~68%)はありますが、あまり変わっていません。ベッド回転率は、全疾病では1995年の95.4%から151%になっています。統合失調症だけのベッド回転率をみると1995年の61.2%から107%とはなっていますが、他の疾病に比べて回転率の低さは、差を増しています。

  統合失調症の回転率が低い、すなわち退院がなかなか出来ない病院を低い順に並べてみると総合点数が低く、死亡退院者が多く、生活保護受給者が多い病院と重なることが分かります。総合点数が低いということは、退院出来ないだけでなく、医師も看護師も他の職員も少ないことを表しています。死亡退院者が多いということは、他科の医療にもろくに掛かれず病院の中で亡くなっていくことを表しています。生活保護受給者が多いのは、福祉事務所経由の入院の多さを表しています・・・


 以下、全文は、おりふれ通信330号(2014年8月号)でお読み下さい。
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ピースボートに乗ってみました!②

NPO・コミュニティサポート研究所 齋藤明子

世界を一周するってどんな感じ?

  私が乗った81回クルーズは全行程105日。航路は横浜-厦門(あもい)(中国)-シンガポール-マーレ(モルディブ)-ポートルイス(モーリシャス)-トアマシナ(マダガスカル)-ダーバン(南アフリカ)-ケープタウン(南アフリカ)-ウォルビスベイ(ナミビア)-リオデジャネイロ(ブラジル)-ブエノスアイレス(アルゼンチン)-モンテビデオ(ウルグアイ)-ウシュアイア(アルゼンチン)-バルパライソ(チリ)-カヤオ(ペルー)-イースター島(チリ)=ラパヌイ-パペーテ(タヒチ)-ラバウル(パプアニューギニア)-横浜である。二つの大陸(アフリカと南アメリカ)に行き、二つの大洋(大西洋と太平洋)を渡った。アフリカはエジプトと南アフリカに以前行ったことがあるが、南アメリカ大陸は全く足を踏み入れたことが無く、コパカパーナ海岸の砂を踏みしめ、ワールドカップのTV放映で繰り返し映った「パン・デ・アスカール(砂糖パン)」をながめながら「来たぞ!」「来たぞ!」と胸の中で叫んだ。

  地理の授業では大西洋と太平洋と並べて教えられるが、その広さは全然違う。大西洋は9日間で渡ったが、太平洋は寄港地での3日間を除いても30日かかった。地球の75%が海でそのうちの42%が太平洋だという。日本が真ん中になった地図ばかり見ていると大西洋の狭さや太平洋のだだっ広さがわからないが、世界一周すると地球の広さを自分の体で体験することができる・・・

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長期入院精神障害者の地域移行に向けた具体的方策を読む

編集部 木村朋子


 7月1日「長期入院精神障害者の地域移行に向けた具体的方策に係る検討会」のまとめが出た。1月号で長谷川利夫さんが提起した「急浮上する『病棟転換型居住系施設』の問題」に一定の検討結果が出たわけである。直前の6月26日、日比谷野外音楽堂での緊急反対集会「普通の場所で暮らしたい」には3,200人が集まった。前号に転載した「病棟転換施設をめぐる基本的な問題」で藤井克徳さんが指摘されたように、多くの人が精神障害のみの問題ではない根源的問題ととらえたのである。まとめには、「検討会」メンバー25名のうち2名の精神障害当事者を含むメンバーから、「あくまでも居住の場としての活用は否との強い意見があった」と書かれている。しかし結論として、「病床削減を行った場合に、敷地内への居住施設の設置を認めることとし、グループホームの立地に係る規制*の見直しを行う」と病棟転換型居住施設にゴーサインを出した・・・

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