« 2014年1月25日「国連人権勧告実現を・集会とデモ」報告 | トップページ | 病棟転換型居住系施設について »

迷走する精神保健福祉法-修正から廃止へ

北見赤十字病院医師(前北海道立精神保健福祉センター所長) 伊藤哲寛

はじめに

 昨年改正された精神保健福祉法がまもなく施行される。この改正は、精神病者監護法(1900年制定)以来続いてきたわが国特有の保護者制度を廃止したという点で、1987年の改正に匹敵する大きな改正といえる。一方で、医療保護入院の見直し、厚生大臣による精神医療提供指針の導入など、今後の精神医療に暗い影を落としかねない重大な変更もなされている。
精神保健福祉法は、時に逆行しつつも、権利擁護・社会復帰・自立支援などの条項が書き加えられ、精神病者監護法や精神衛生法に比べると形式上は洗練されたものになった。しかし、その立法趣旨は、共同生活を乱し、時には危険とみなされる行為におよぶ精神障害者をできるだけ迅速に収容し「医療と保護」を行うところにあり、その根幹部分は精神病者監護法や精神衛生法と変わっていない。「医療を受ける者の利益の保護及び良質かつ適切な医療を提供する」ことを立法趣旨とする医療法と根本的に異なる。すなわち精神保健福祉法の枠組みのなかでいくら改正を繰り返しても、常に「医療と保護」の桎梏から放たれることはなく、精神医療改革ための広小路へ歩み出せぬまま今日に至っている。
本稿では精神保健福祉法改正の歩みを俯瞰し、法改正でなし得ることの限界と今後の改革の方向について述べてみたい。・・・

 以下、全文は、おりふれ通信325号(2014年2月号)でお読み下さい。
ご購読(年間2,000円です)のお申し込みは、本ブログ右下のメール送信で 
または FAX042-524-7566、立川市錦町1-5-1-201 おりふれの会へ


|

« 2014年1月25日「国連人権勧告実現を・集会とデモ」報告 | トップページ | 病棟転換型居住系施設について »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/19973/59197374

この記事へのトラックバック一覧です: 迷走する精神保健福祉法-修正から廃止へ:

« 2014年1月25日「国連人権勧告実現を・集会とデモ」報告 | トップページ | 病棟転換型居住系施設について »