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続あと出しジャンケンの弁[1]「強制医療廃止論」を論ず ―本紙10月号山本真理氏記事に即して―

岡本省三

1.氏の文の第3パラグラフは次のとおり。
「強制入院・強制医療を廃止するためには法規範として強制入院・強制医療を犯罪化すると同時に、強制医療を不要とするオルタナティブの開発が必要です」(アンダーラインは筆者)
 
2.上の引用中の「強制医療を不要とするオルタナティブの開発が必要」との箇所こそが氏の議論、のみならず強制医療廃止論一般の決定的、致命的な核心をなすことが言明されていると解することが至当である。したがってここから私の検討を進めたい。

3.ここには次の二つの基本命題が提起されている。すなわち
[Ⅰ]「絶対的要請=目的」としての「強制医療廃止」
[Ⅱ] [Ⅰ]の「絶対的前提=手段」としての(これを不要化する)「オルタナティブの開発」
論を進めるにあたって、私は「強制医療」とその「廃止」とを次の義に会する。即ち、「患者本人の自由な自己決定のみによる精神科医療へのアクセス」そして「これに反する一切の治療形態・手段の全面的な廃絶」と。

4.さて、私は考える。
[Ⅰ]と[Ⅱ]との、即ち「目的」と「前提条件」との相互関係如何?と。
それらはそもそも「と同時に」との繋辞によって結ばれ得るものなのか?と・・・

以下、全文は、おりふれ通信322号(2013年11月号)でお読み下さい。
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