最近の生活保護現場について考える
島田文直(元立川市福祉事務所CW)
困ったことであるが、生活保護を受けていると「……をしてはいけない」と言われてしまうのだそうである。
どんなことがいけないと言われたのか、一例を挙げると、あるケア会議で相談機関の人が「○○さんは、生活保護を受けているのだから、人にお金を上げてはいけない」との発言があった。私は生活保護の現場を離れてから7年ほどが経つが、その間、大きな法改正はなされていないし、なにを根拠にしてそのようなことを言うのかを問い質した。すると「最低生活であるから」との答えがあった。「最低生活ってなんですか?文書でそんな指導はされていない筈だし、生活保護を受給中は、生活向上義務はあるとしても、給付された金銭をどのように使うかは個人の自由で、生計維持ができなくなると言うことでなければ、使途について干渉されることはない」と私は話した。
また、「最低生活」と云う言葉は、本来は「最低生活保障」と云う言い方で使われるものであって・・・
以下、全文は、おりふれ通信319号(2013年7・8月合併号)でお読み下さい。
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