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とあるセルフケアプランの行政対応

福冨一郎

 106項目の聞きとりが無事に終わって、市役所の方から指定特定相談支援事業者一覧というのを渡されて言われた。「この中からどこでもいいから選んで、サービス利用計画書(ケアプラン)を作成してもらってください」。それに対して、こう答えた「ケアプランは自分で作成してもかまわないですよね」。市役所の方は「自分で作成してもいいという決まりですから、止めはしません」。「それなら自分で作成します」。市役所の方が言った「えーっと、所定の様式がありますのでそれに合わせて作成してもらえますか」。「いいでしょう」。「用紙を取ってきますので、しばらくお待ちください」。市役所の方退室、待たされること20分。「すみません、用紙が見当たらないので早急に郵送いたします」。それで一旦帰宅。
 

 それから、待てど暮らせど市役所からは音沙汰がない。用紙が送られてきたのは10日後のこと。そもそも、所定の様式なるものがあったのか疑問。10日間で関係者を集めて会議をしながら、一生懸命に作っていたのかもしれない。何しろ、その市でのセルフケアプラン第一号だったらしい。すぐにケアプランを書き上げて投函すると、3日後には受給者証が送られてきた・・・


 以下、全文は、おりふれ通信319号(2013年7・8月合併号)でお読み下さい。
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岐路に立つ仏祥院・心道学園裁判 ―解体か!?良い施設か!?段階論の見通しを立てる

仏祥院・心道学園被害者を支援する会
代表世話人 桐原尚之

1 支援の開始
茨城県かすみがうら市にある「特定非営利活動法人日本整膚心道学園(現:心道学園、旧称:仏祥院)」で約3年間にわたり、自らの意思に反して隔離・収容されたとして、本多さん(東京都大田区在住、52歳、男性)が、2011年9月1日に当該仏祥院を相手取り、慰謝料などを求める民事訴訟を東京地裁に起こした。
私は、精神科病院を中心に閉じ込められている人を外に出す活動をしていたので、裁判の支援を自ら名乗り出た。しばらくして、整膚心道学園は、旧称が仏祥院であることがわかった。仏祥院は、1984年に全国「精神病」者集団が抗議を入れていたため知っていた。いまだ健在であることに驚いた。
私は、過去の新聞を調べて、閉じ込めていた旨の記載のある記事を十数点ほど見つけてきた。その後、本多透人さんと連絡を取りつつ、仏祥院・心道学園被害者を支援する会を立ち上げた。仏祥院・心道学園被害者を支援する会のウェブ上に私の携帯電話を公開し、十数名の元入所者からの連絡をいただいた。いずれも、仏祥院に強制的に監禁され、酷い目にあったという内容であった。

2 仏祥院という良い施設論の実践
 私は、仏祥院の問題を新自由主義時代の保安処分と位置付け、仏祥院解体に向けた支援活動を開始してきたつもりだ。
時代の変遷を辿ると、1974年に保安処分の新設を定めた改正刑法草案が法制審議会の最終答申となった。犯罪をおかしていない人であっても、危険そうな人を閉じ込めていいという法律である。それに対する大規模な反対運動が巻き起こり、1980年からは、専ら精神医療や社会福祉の枠内で解決しようという動きになる。それが今日的な更生保護や司法福祉、医療観察法などを作り上げてきた。そして、新自由主義時代の今、仏祥院・心道学園の存在により監禁の正当化も市場原理によって解決していく道筋が示されたのだと見通すことができた。なので、この裁判の敵は、〈拘禁を正当化する理由の付与=おかしい奴は閉じ込めろという考え方〉そのものと考えてきた・・・・


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最近の生活保護現場について考える

島田文直(元立川市福祉事務所CW)

 困ったことであるが、生活保護を受けていると「……をしてはいけない」と言われてしまうのだそうである。

 どんなことがいけないと言われたのか、一例を挙げると、あるケア会議で相談機関の人が「○○さんは、生活保護を受けているのだから、人にお金を上げてはいけない」との発言があった。私は生活保護の現場を離れてから7年ほどが経つが、その間、大きな法改正はなされていないし、なにを根拠にしてそのようなことを言うのかを問い質した。すると「最低生活であるから」との答えがあった。「最低生活ってなんですか?文書でそんな指導はされていない筈だし、生活保護を受給中は、生活向上義務はあるとしても、給付された金銭をどのように使うかは個人の自由で、生計維持ができなくなると言うことでなければ、使途について干渉されることはない」と私は話した。
 また、「最低生活」と云う言葉は、本来は「最低生活保障」と云う言い方で使われるものであって・・・

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地域移行支援について

地域活動支援センター・連 田中文人(精神保健福祉士)

 多摩在宅支援センター円(以下、「円」とする)は、2005年6月、『私たちは、その人らいしい豊かで多様な生活を応援します!』の理念の下、「医療と福祉を繋ぐ」、「長期在院者の退院支援」「長期在院者及び社会的無支援者の支援」などの想いを下に看護師3名から八王子市で始まった法人である。

 法人理念にもあるように「長期在院者の退院支援」は訪問看護ステーションが立ち上がった当初より、訪問看護師が病院に出向き退院前から顔なじみになることによりご本人も安心して退院できる環境を精神科病院と共に整えてきた。入院中から関係を作る大切さや、地域生活を支えるノウハウを蓄えてきたこともあり、訪問看護ステーション円で精神保健福祉士が平成20年度に東京都の退院促進コーディネート事業を受託してから4年間、精神科病院に長期入院されている方に対して入院中からお会いして一緒に外出などをしながら関係を作り、アパート探しからの退院後のフォローまでの支援を行ってきた。
 また個別支援を通す中で、地域でご本人が暮らしやすいように地域整備も同時に行ってきた。さらに、平成24年度からは精神科病院への働きかけをピアサポーターとともに行なう地域移行促進事業を現在も担っている・・・


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