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障害者インターネットカフェ入店拒否裁判で画期的判決

香澄 海 

●事件の経過
 2010年1月、原告Tさん(男性、当時41歳)は東京都国分寺市にある当該店に会員登録し、10数回何の問題もなく利用していた。3月23日に帰宅後、精神障害者手帳を当該店に置き忘れたと思い、電話で問い合わせをした。その後、手帳が見つかったので、報告とお礼の電話をした。
あくる日の24日、入店しようとしたところ「手帳の人ですね。ウチは障害者の方はお断りしているんです」と入店を拒否された。Tさんが店の外に貼ってある障害者啓発用の市のポスターのことを指摘したところ、店長は「あれは市役所に言われて仕方なく貼っただけ」と言い、Tさんが入店拒否の理由を尋ねると「以前、愛の手帳(東京都の知的障害者手帳)の人が無銭飲食をしたので、以後手帳の人はお断りしている」と答え、警察を呼ぶと言われた。Tさんは自分には何の非もないとわかっていたので、「どうぞ呼んでください」と応じた。
警察官が3人到着し、別々に事情聴取が行われた。Tさんに対して警察官は「こんな店、気分悪いでしょ。他に行った方がいいよ」と促した。Tさんは仕方なく店を後にした。・・・


 以下、全文は、おりふれ通信314号(2013年1月号)でお読み下さい。
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