投稿 アウトリーチ弾劾声明にご賛同を
全国「精神病」者集団 山本眞理
今年度の予算を見た時にアウトリーチ試行事業というのが目に止まった。なんだかあやしげだと考えたが、一体どういう事業なのか、中身を読めば読むほど?? という内容である。困ったときに支援者が家に飛んできてくれる? そんな素敵な事業が始まるの、と一瞬思ったが、そうはいかない。これはあくまで本人の同意がないので、往診や訪問看護といった医療保険は使えない場合であり、したがって自己負担0であり、100%税金で賄われる試行事業である。
この事業の対象者については以下厚生労働省が述べている。
「アウトリーチ推進事業に係る事業運営について」(一部引用)
【対象者】
当分の間、主診断名が統合失調症、統合失調型障害および妄想性障害(F2)、気分(感情)障害(F3)の者、認知症による周辺症状(BPSD)がある者(いずれも疑含)を対象とする。
(1)精神医療の受療中断者
1か月以上の受診中断、又は服薬中断等により、日常生活上の危機が生じている者。
(2)精神疾患が疑われる未受診者
家族・近隣との間でトラブルが生じるなどの日常生活上の「危機」が発生しており、精神疾患が疑われ、入院以外の手法による医療導入が望ましいと判断される者。
(3)ひきこもり状態の者・・・ (中略)
関連資料については以下サイトに掲載中
http://www.jngmdp.org/announcement/1089
〒164-0011東京都中野区中央2-39-3 絆社
全文は、おりふれ通信313号(2012年12月号)でお読み下さい。
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