大阪取材旅行 ぼちぼちクラブ訪問記
香澄 海
初日、ぼちぼちクラブさんの新しい事務所に伺った。代表の山本深雪さんと事務局長代理の小田原孝さんが応対してくれた。
精神病棟内でのミーティング、喫茶店や河原での集まりを経て、1993年12月に大阪精神障害者連絡会(愛称・ぼちぼちクラブ)が正式結成された。
ぼちぼちクラブの活動は多岐にわたる。総会は2年に一度開催し、ここで会の活動報告・方針・会計報告・役員選出を行う。事務局会議は毎月一回開き、会員なら誰でも参加できて、会の運営や決定を行っている。体験者交流会……わかちあいの場は月1~2回、精神科の利用者なら誰でも参加できる(この会はアピオ大阪を会場としていたが、この度そこが子ども専用となったため、区民センターを利用することになったそうだ)。例会は講師を招いたり当事者の体験を通しての研修を行い、誰でも参加でき、偶数月に一回開いている。ニュースの発行は奇数月の下旬に行い、現在の発行部数は約260部。こころのアート展は年一回開催、小中学校でコンサートや絵画展、詩の朗読などを行っている。
クラブハウスの活動は週2回のわかちあい電話などのピアサポート活動や、他のセルフヘルプグループとの交流を行う。わかちあい電話は3人体制で電話番を30分交代でするそうだ。午後2時~5時のあいだに、だいたい5、6件の電話がある。電話を受ける際に心がけていることは、言葉づかいと相手の話したいことを丁寧に聞き取ることだそうだ・・・
以下、全文は、おりふれ通信308号(2012年7月号)でお読み下さい。
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