『震災・原発事故から見えた精神病院の実態~「双葉病院事件」をめぐって~』に参加して
地域活動支援センター勤務 星丘 匡史
10月22日に開かれた表記勉強会では、初めに、主催者から福島県の精神病院の基礎情報が示された。
福島県の人口:約200万人、精神病院数:35ヶ所、病床数:約7500床。人口1万人対病床数:約37床(全国15位)、平均在院日数:約460日(全国10位)。
相双地区(相馬、南相馬、双葉、大熊など)の人口:約20万人、精神病院数:4ヶ所、病床数:約800床、人口1万人対病床数:約40床、クリニック3ヶ所、福祉事業所5ヶ所。
原発事故後、4病院が即閉鎖した。800床分の入院患者は県内外の精神病院に転院した。双葉病院は系列のいわき開成病院へ、小高赤坂病院は都立松沢病院へ、雲雀ヶ丘病院は系列の針生が丘病院(郡山市)へ。その後の行先はよくわからない。
病院閉鎖時は、玄関に張り紙で閉院を伝えたのみで、困惑した患者から福祉施設に問い合わせが来たとのこと。
6月12日「相双地区に新たな精神医療・保健・福祉システムをつくる会」発足。9月25日にNPO法人化。構想としては、相馬と南相馬に有床クリニック(2~3床)を2ヶ所設置し、アウトリーチとデイケアを行うとしている・・・
以下、全文は、おりふれ通信301号(2011年11月号)でお読み下さい。
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