この目で見た北極圏の国アイスランドと、北欧障害学会で感じたこと
コミュニティサポート研究所 齋藤明子
5月27-28日にアイスランドのレイキャビックで北欧障害学会が開催されることを聞いた。北極圏の国アイスランドには大いに興味があり、かつ旧知のアドルフ・ラッカ氏が基調講演をすることを知り、全く自分の意志で参加することにした。その後、同学会でポスタープレゼンテーションを行う臼井久実子氏(聴覚障害者)から「文字通訳を依頼したが、その人が英語を聞いて瞬時に訳し、日本語でパソコンに打ちこむのは難しいと言っているので、和訳する部分を助けてくれないか」と言われ、お手伝いすることにした。
◆アイスランドという国
北緯65度以上を北極圏という。アイスランドはちょうどそのあたりにある。しかし日本と同じ火山国で暖流も流れているので雪と氷だけではない。とはいえ私は“ひよひよ”した人工林と花ではタンポポくらいしか外では見なかった。人口が32万人弱(2009年)しかないのに独立国であり、言語も独自のアイスランド語である。人口約1億2千万人の日本から来たせいか、アイスランド人一人一人が国を背負っているように見える。国にとっても一人一人が大切なんだろうなぁ、と羨ましくも思う。
品川区位の人口で国としての役割を果たすのであるから、何をするにも圧倒的少人数でやらなければならない。北欧障害学会も政府の国際会議担当者2人が総務関係一切を引き受けていたようだ(私のホテルの予約も「面倒くさいから何とかならないか」とメールに書いたら代わって予約してくれた)。生産性が高いし、個人の裁量範囲が広いので柔軟性がある・・・
全文は、おりふれ通信296号(2011年5・6月号)でお読み下さい。
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