労働現場と精神障害
精神医療ユーザー 石井真由美
「労働現場と精神障害」という学習会に参加してきた。講師は神奈川労災職業病センターの川本裕之さん。病歴ばかりで職歴が真っ白な私にとっては、罪悪感や喪失感、自己否定感など複雑な痛みを感じそうで正直、積極的には参加したいと思えなかったが、自分の体験も知識もないのだから、学べる機会は有難くもある。とりあえず行ってみた。
川本さんの経験では、仕事が原因で精神疾患になり労災がおりるというケースはここ10年のことらしい。支援に慣れぬこと、分からぬこともまだあるそうだ。講義は「早期発見・早期治療は可能か?」という章から始まった。今、職場でメンタルヘルス対策が行われている会社があるそうだ。1年で自殺者が3万人にも上る社会状況だ。だから、倒れない、倒せない会社にしようと予防対策に取り組む。一次予防が「働きやすい会社の職場環境を整える」、二次予防は「早期発見、早期治療」、そして三次予防に「本人が復職してから働きやすい環境を整える」となっている・・・
以下全文は、おりふれ通信293号(2010年12月号)でお読み下さい。
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