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「えんだくり」を読んで

精神医療ユーザー 石井真由美

 脳性小児麻痺により手と足と口に障害を抱えた宮坂さんが、どんなふうに楽しんだり、工夫したり、苦労しながら、日々の生活を過ごしてらっしゃるか、タイトルどおり「えんだくり(笑んだ栗)」のように語られた、苦味もあるけど美味しい本でした。

 私はこの本を読みながら、障害や環境、困難の度合いは違っていても、自分の生活と重なるエピソードの多さに、驚いたり納得したりしました。例えば、見栄えよりも機能性重視の靴や服えらびの話や、「アテトーゼという妙なやつ」の章は特に感じることがありました。
私は精神の障害を抱えながら毎日を過ごしています。宮坂さんのように生まれつきではないけれど、障害者になる前より、なってからの人生が長くなりました(それでもまだ障害を受け入れられない自分もいるし、うんざりしてしまう時も多いです)。


 全文は、おりふれ通信286号(2010年2月号)でお読み下さい。
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