WNUSP(世界精神医療ユーザー・サバイバーネットワーク)大会 2009.3.16~20 -参加報告および感想-
ラミパス タロウ(精神医療ユーザー)
はじめに
WNUSPが4年に一度開催する全体会議が、今年3月、ウガンダの首都カンパラで開催されました。アフリカをはじめ、世界各地からの当事者70名弱の参加で、大会は無事大成功いたしました。
各地の状況報告をまず最初に行いました(私も、急遽依頼され、日本の社会的入院患者の問題や医療観察法の現状、また北京オリンピック入国拒否問題等手短にご報告させて頂きました)。そして、今回の総会のメインテーマである「国連障害者権利条約(CRPD)」の批准や実施の過程で、「条約の権利を現実のものとしていく」ための全体での勉強会やケニアのNGOによるカウンタレポート(シャドウレポート)の実践報告、分科会形式で行われた各種ワークショップ、アフリカの当事者運動の現状報告やウガンダの当事者の貴重な体験談、現在アフリカ全体で精力的に取り組まれている「アンチスティグマキャンペーン」の報告等、今回の総会への参加は私にとって大変刺激的な体験となりました。
本稿では、私が今回はじめて参加して感じた大会全体の雰囲気、私自身の会場での発言、また常日頃から感じていた各種疑問点が具体的に解消された点、また今後の私たちの課題と思われる点を中心にご報告させて頂きます。
以下全文は、おりふれ通信278号(2009年6月号)でお読み下さい。
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