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東京都精神医療審査会の審査について

 1998年度から2006年度まで9年間の退院、処遇改善請求の審査件数をみる機会があったのでその感想を少し。
退院請求については1998年77件から2003年281件と請求件数は増加、しかし、それから減少し、2006年は183件となっている。9年間1555件の請求の内40%近くの602件は請求の取り下げあるいは事由消失となり、実際の審査件数は890件となっている。事由消失の内容が請求後退院となったものなのか、取り下げは、病院の圧力が在ったためなのか興味があるところだがそれについては触れられていないので判らない。審査の結果34人が退院を認めらている。たったの3.8%。入院形態の変更が79人8.9%。
処遇改善請求については1998年の0件から2005年23件まで増加したが2006年には6件とまた減少している。退院請求と同様29件と40%近くが取り下げ、事由消失で審査件数は、45件となっている。処遇は不適当とされたのはたったの2件、4.4%。処遇のどんなことを改善してほしかったのか是非知りたいもの。
 もっと多くの請求が出、多くの退院者や処遇改善が行われることを期待したが残念。審査会が第三者機関でないこと、医師中心ということが問題と最初から指摘されていたが。      飯田記

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