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投稿 リーフレット「閉じ込めないでもうこれ以上」発行しました

山本眞理

医療観察法があることが前提ですべてが進められる現状の中で、若い医療従事者や学生さんたちは反保安処分の闘いはもちろん、この法律の廃案闘争すら知らないままに、精神保健を学び現場に赴くということになると思います。
まずこの法律に対する基本を知ってもらうために有効なリーフと思います。周囲の若い方やあまり医療観察法をご存じない方に広めていただければ幸いです。

「心神喪失者等医療観察法を許すな!ネットワーク」発行のリーフレットを発行しました。
ご注文は以下まで、できれば10冊以上まとめてお願いいたします。1冊200円送料無料。
お名前、ご住所(郵便番号から)お電話番号 冊数を明記の上以下にご注文ください。  kyodou-owner@egroups.co.jp

イラストを除いた本文は以下にテキスト掲載中です。
http://nagano.dee.cc/leaftext.htm
このリーフレットは著作権を放棄しています。
以下PDFファイルを自由にダウンロードしてお使いください。
なおホームページにアップした際はご連絡いただければ幸いです。
表1 http://nagano.dee.cc/netleaf-1.pdf
~ 表4   http://nagano.dee.cc/netleaf-16.pdf 

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出直してよ!「障害者自立支援法」10.31大フォーラムに参加して

飯田文子

 当日は日比谷公園を中心とした4つの会場に、15,000人が集まりました。車椅子の参加者が目立ち壮観でした。各会場で各地、各場、各障害の方達の「支援法」による影響、今後の見通し等が語られ、「支援法」の見直し、反対の主張がされていました。
 全国からの参加者には、経済的にも体力的にも大変な努力が必要です。それにもかかわらず、これだけ多くの人が集まったのは、それだけ「支援法」による生活そのものへの影響が大きく切実なものだと改めて感じました。デモの隊列で一緒になった長野県からの参加者は、「支援法」が施行になった4月から作業所の赤字が一ヶ月120万円となった。職員の給料を減額しているが、このままでは作業所を続けていくことができないと語っていました。
 マスコミの取材陣の姿も見えました。日比谷公園にいる私たちは、これだけたくさんの人が集まって行動しているのだからマスコミも大きく取り上げて報道してくれるだろうと思ってしまうのですが、実際にはそれほど大きな扱いにはなりませんでした。
 今回のような全国的な行動は、今後も必要と思いますが虚しさも禁じ得ません。各自治体に対して必要なサービスの量と質を求めていくこと、そのことにより「支援法」を変えていくことが必要です。
 「支援法」を考える中で私自身が身体、知的の障害をもつ人達の状況や、サービスの内容をあまりに知らなかったことを痛感しています。さらに、精神障害者にとってどんなサービスがあれば地域で生きていくのに役に立つのかを具体的に提示していくことが大切です。
 *「精神障害者」のグループが精神病院内「退院支援施設」「地域移行型ホーム」の白紙撤回を求めるビラをまくお手伝いも兼ねての参加でしたが、この間の白紙撤回の運動では精神障害、身体障害の団体の方達が自らの問題として積極的に運動を推進してきました。その結果、本紙No253号(9月号)に報告後の9月25日厚労省交渉で10月施行が来年4月まで延期されました。4月までに白紙撤回をさせるためにはさらに広範な運動が必要です。

<10.31大フォーラム アピール>
1、 政府はただちに“いのち”“人権”そして地域生活の実現という観点から、障害のある人の実態やニーズ把握に基づいて、障害関連予算の見積もりを一からやり直すこと。
2、政府はただちに「障害者自立支援法」の出直しを図り、原則1割の「応益負担」を中止すること。
3、政府はただちに「障害者自立支援法」の出直しを図り、障害者が地域で人間らしく生きていけるように、支援・サービスの社会基盤整備について立法措置を含めた拡充策をとること。
4、政府はただちに「障害者自立支援法」の出直しを図り、難病や高次脳機能障害を含め、あらゆる障害を法制度の対象にすること。
5、政府はただちに、障害者が地域社会の中で、個人として尊重され、かつ安心して暮らせるように、年金などの所得保障制度を整備すること。

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本の紹介  『バンカーそして神父 -放蕩息子の帰還』 亜紀書房

東京精神医療人権センター   小林 信子  

 神父への道を選択し、東京での学生運動による大学紛争に参加、大学を追放されたが、上司達カトリックの人脈で、外国の銀行に職を得たのでしたね。ウォール街で働いたこともある人間が、再び神父の道に戻る決心をされた・・。とても両極端な世界を生きています。そして病気の兆候を見せる妹さんの入院をご両親と対立しても反対したその発想はどういうところから由来したのか?これから学生になる自分の限界と、大阪の精神病院に入院させられ廃人のようになった妹さんを、家族として精一杯の愛情を注いでリハビリさせていく生活も描かれていますね。家族の十分な愛情をうけて、徐々に回復していった。しかし、谷口さんが再び神父になる決心をすると、妹さんもまた患者に戻っていた。

 精神障害者を持つ家族として日本の精神医療の告発は、私も同感です。
患者を身近にした家族として、関わりの困難さも体験し薬の役割を認めつつ、それはあくまでも物質。非物質的な魂にふれる「霊的な薬」について、家族としての内省と宗教家である存在としても展開していますが、とても考えさせられました。

 神父としての谷口さんの考え、思想のたくさんの興味深い章もありますね。「空の墓」という史的事実は、ミーハー的な興味で、神父養成コースの一面もおもしろく読ませていただきました。「おりふれ」の会員としても、いつか実際にお会いしたいものです。

神父、東京での大学闘争と大学追放、ウォール街の銀行マン、そして再び日本で神父へ・・・病気の妹との関わりを通じて自分の人生を振り返る一冊です。全文はおりふれ通信11月号でお読み下さい。ご購読連絡先:FAX03-3366-2514、新宿区西新宿7-19-11児玉ビル301 おりふれの会

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市民プールでの出来事

PSW 澁谷 庸起子

 デイケアの活動で、市民プールへ行った時のことです。(メンバー7名スタッフ2名参加)いつものように受付へ行くと、所長から「小学校の団体が入る予定なのでプールに入ることを遠慮願いたい。」と言われました。120名もの団体と一緒では、と思い活動を取りやめ、クリニックに戻ってきたのですが、一般のお客さんは、入っていくのです。ンー?なんかへんだぞ・・・!そして、以下の二点について、市役所本庁の担当課へ問い合わせの電話を入れました。
①上記の所長さんの発言について
他の一般客には何も言わず、なぜ、我々だけに言うのか。
②小学校のような多人数の日は貸切状態にしてほしい

これらについて、担当課の職員の方は、「もっともだと思う。プールの運営の方法については、いただいた意見をもとに検討していきたい。」とのことでした。
それから3日後に再び、市民プールへ行った際、以前、精神障害者が付き添いをつけていたにもかかわらず、溺れて救急車で運ばれたことがあり、混雑しているな中危険なことになりかねないと心配された為、プールへの入場を拒んだとのことでした。
 また、団体が入る時の運営の方法を工夫すべきという要望については、今のところは考えないとの返答でした。

 今回の出来事を通して感じたことは、デイケアなど団体で行動すると、個人で行動する時より“警戒”されがちになるということです。集団行動のマイナス面でしょうか。しかし、色々な理由で個人では公共施設を利用することができないメンバーさんが、デイケアで、他のメンバーさんやスタッフと一緒だったら利用できると喜んで、あるいは勇気を持って活動に参加し、社会との接触にトライしようとしているのに、偏見に満ちた心無い言葉や態度を浴びせられるという現実をどう受け止めるべきでしょうか。 
 
 行政は、今回のプールの職員のように一般市民や障害者の一番近くにいる、コミュニティの窓口的存在の方々への啓発教育が、行政の取り組むべき課題ではないでしょうか。

皆さんもこんな経験ありませんか?そんなときどのように対処していますか?
ご意見、ご感想などありましたら、おりふれの会を通じてお寄せ下さい。

なお全文はおりふれ通信11月号でお読み下さい。ご購読連絡先:FAX03-3366-2514、新宿区西新宿7-19-11児玉ビル301 おりふれの会

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